開発ツールに関する報告書
報告
社内文書の中でも、特に重要なのが報告書です。報告書では、実施した評価の内容を、5W1H(When、Where、Who、What、Why、How)でまとめます。いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、したのか。報告する内容をこれに当てはめて整理します。
開発ツールに関する報告書
開発ツールに関する報告書のテキスト
2024年2月10日 園田部長 情報システム部 山田 太郎 アクシオンテック社開発ツール「BuildKit」の評価に関する報告書 ■評価結果 アクシオンテック社の開発ツール「BuildKit」は、当社のメイン顧客であるネクストビジョン社には向いていない。当社が今後取引を始めようとしてターゲットに想定しているリンクイノベーション社には最適なツールと言える。 ■評価実施の概要 評価期間:2023年12月1日~2024年1月31日まで 評価実施場所:弊社サーバルームにて 評価担当者:情報システム部 山田太郎、田中次郎 評価対象:2022年11月にアクシオンテック社より発表された開発ツール「BuildKit」 評価理由:当社のメイン顧客ネクストビジョン社に提供する新サービスにおいて起用するメリットがあるかどうかを評価するため。また、ネクストビジョン社以外に条件が合致する適切な顧客があればそちらへの可能性も検討する。 評価方法:テスト機によるツール試用を行い、評価を行った。 詳細データ:別紙参照 ■評価結果詳細 ●メリット 1.導入から開発までの期間が、従来の製品に比べて短くて済む 2.テストシナリオの再利用が可能である 3.・・・ ●デメリット 1.初期導入費用が高い 2.テストシナリオの作成に時間がかかる 3.・・・ ●結論 (1)メリット1により、工期を短縮することが可能となり、その結果、開発コストの低減が可能となる (2)デメリット1により、このツールは小規模開発には不向きであるが、大規模開発であればコスト効率化を図ることができ、ツール採用のメリットがあると言える (3)メリット2およびデメリット2にあるように、テストシナリオは再生可能だが作成までは時間がかかるため、大規模開発に向いている (4)このため、MUFUFU社の案件のような小規模開発には向いていない (5)このツールに向いているのはリンクイノベーション社に対して提案しようとしているような大規模開発である 以上