懲戒解雇通知
通知・連絡
企業組織の中でさまざまな伝達事項を伝える手段として使われる文書です。一目見て誰にでもわかるように、簡潔で正確に書くことを心がけましょう。
ポイント
- 労働基準法によって、社員の解雇は解雇日の30日前までに予告しなければならないことが定められている
- 解雇通知は、本人が欠勤などで直接渡せない場合は、内容証明郵便で郵送する
類似文書
懲戒解雇通知(1)
懲戒解雇通知(1)のテキスト
人労第○○号 平成○○年○月○日 ○○部○○課 ○○○○殿 人事部長 ○○○○印 懲戒解雇通知 あなたは、平成○○年○月○日に、当社が研究開発中の新製品の重要技術資料を社外に持ち出し、当社の業務上の秘密事項を第三者に漏洩しようとしていたことが判明いたしました。 あなたのそのような行為は、当社の就業規則第○条に該当することは明らかです。よって、社内賞罰委員会を開催、慎重審議の結果あなたを、平成○○年○月○日から○日間の出勤停止処分に付すことに決まりました。 ここに通知します。 以上
懲戒解雇通知(2)
懲戒解雇通知(2)のテキスト
人事第○号 平成○年○月○日 〇〇 〇〇殿 〇〇〇〇〇株式会社 代表取締役社長 〇〇 〇〇印 即時解雇通知書 あなたの、平成○年○月○日から今日までの行跡ならびに会社の受けた多大な損害を遺憾とし、会社は本日付をもって、労働基準法第20条第1項但書に基づき、あなたを解雇します。 なお、このことに関する就業規則適用条文は次のとおりです。 1 第○条(省略) 2 第○条(省略) 会社の揖害金○○○円は、平成○年○月○日までに弁済するものとし、連帯保証人連署のうえ、請書を本日から一過間以内に提出してください。 以 上
懲戒解雇通知(3)
懲戒解雇通知(3)のテキスト
人労第○○号 平成○○年○月○日 ○○部○○課 社員 ○○○○殿 人事部長 ○○○○印 懲戒処分通知 就業規則第○条の定めにより、社内賞罰委員会における慎重審議の結果、次の減給処分に付することを通知します。 記 1 減給 平成○○年○月分から同○月分までの○か月間、毎月基本給の○%を減額する。 2 理由 平成○○年○月○日から、同○月○日までの○か月間において、無断欠勤○回、遅刻○回を重ね、就業規則に著しく違反し、職場の規律を乱し正常な業務の遂行を妨げた。 以上 (編者注)減給には、労働基準法第91条に制限があり「1回の額が、平均賃金の1日分の半額を超え、総額が一賃金支払期における賃金の総額の10分の1を超えてはならない」とされています。
懲戒解雇通知(4)
懲戒解雇通知(4)のテキスト
人労第○○号 平成○○年○月○日 ○○○○殿 ○○○株式会社 取締役社長○○○○印 懲戒解雇通知書 あなたは、平成○○年○月○日から平成○○年○月○日までの間に集金した当社売掛金のうち、少なくとも10口合計金○百○拾万円余り、会社に入金せず、横領していることを確認しました。 よって、あなたを当社就業規則第○条○項によって、平成○○年○月○日付で、懲戒解雇しましたので通知します。 以上