ビジネス文書の書き方

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秘密保持誓約書(入社時)

秘密保持誓約書(入社時)のテキスト

秘密保持誓約書


私は、従業員として貴社の業務に従事するにあたり、下記事項を遵守することを誓約いたします。
記
第1条 (秘密保持の誓約)
貴社就業規則及び貴社秘密管理規程を遵守し、次に示される貴社の秘密情報(以下、「秘密情報」という)について、貴社の許可なく、如何なる方法をもってしても、開示、遺漏又は業務目的以外で使用しないことを約束いたします。
(1)業務に関し秘密と指定された情報
(2)顧客に関する情報の一切
(3)権限ある担当者から秘密であることの指定を受けた事項

第2条 (秘密の報告等)
(1) 秘密情報についてその創出又は得喪に関わった場合ないしはこれを知った場合には直ちに貴社に報告いたします。
(2) 秘密情報については、私がその秘密の形成、作出に携わった場合であっても、貴社業務上作成したものであることを確認し、当該秘密の帰属が貴社にあることを確認いたします。

第3条   既保持の秘密保持義務
(1)報告義務
第三者との間で秘密保持義務を負担している場合は、本誓約書提出後30日以内に、秘密侵害にわたらない限度において、その相手方、義務内容を報告します。
(2)遵守義務
第三者との間で秘密保持義務を負担している場合は、貴社の業務遂行にあたって、自らの責任において、その義務に違反しないように行動します。義務違反・抵触のおそれがある場合は、事前に貴社に報告します。
(3)協力義務
第三者から、貴社に対して、私が負担する秘密保持義務の違反・侵害に関する問合わせ・請求・訴求などが発生した場合は、貴社に損害・不利益等を生じないよう防御に必要な行動・協力をするものとします。

第4条 (退職時の秘密情報の返還)
私は、当社を退職することになった場合は、その時点で私が管理もしくは所持している当社の機密情報及び記録媒体の一切を退職時までにすべて私の上司に返還し、返還以後は、私の手元には機密情報及び記録媒体は一切残存していないことを誓約いたします。

第5条 (退職後の秘密保持)
秘密情報については、貴社を退職した後においても、開示、遺漏又は使用しないことを遵守し、会社の指揮に従い、適時に誓約書を提出いたします。

第6条 (誓約書提出義務)
誓約書の追加提出に応じることが、私の貴社における昇進・異動・プロジェクトヘの参加における必須条件とされる場合があることを了解いたします。

第7条 (損害賠償及び刑事告訴)
私は、本誓約書に違反して貴社に損害を与えた場合には、貴社は私に対し懲戒解雇などの懲戒処分、損害賠償請求、刑事告訴などの法的処分をとる場合もあることを十分に理解し、本誓約書を遵守することを誓約いたします。

第8条 (メール・モニタリングの同意)
私は、貴社の情報システムの一切が貴社に帰属し、貴社の正常な業務運営のために運用・管理されていることを理解し、業務の適正な遂行の保護のために必要である場合には、事前に告知することなく私の電子メールや通信記録についてモニタリングすることがあることを承知し、これに同意いたします。


平成○年○月○日

住所 ○○○○
氏名 ○○○○   ㊞

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