不可抗力による過失の理由書
顛末書は経緯の説明、理由書は原因の説明に重点があるが、あまり違いはない。
ポイント
- 言い訳と弁解にならないように注意すること
- 発生した事故の日時や概要を簡潔に説明する
- 事故の発生から、その進行状況、原因、責任の所在について、箇条書きでわかりやすく説明する
- 顛末書や理由書には事故の再発防止策を実施したことを必ず付け加える。
不可抗力による過失の理由書
不可抗力による過失の理由書のテキスト
理 由 書 |
○○○○年○○月○○日 |
総務部長 |
○○ ○○殿 |
総務部総務課長 |
○○○○ ○印 |
浜田康弘の無断欠勤について |
20××年6月10日から12日までの3日間、小職の部下、浜田康弘が無断欠勤した件につきまして、本日警察から連絡が届き、浜田が山で遭難していたことによるものだということが判明いたしました。以下、原因についてご報告いたします。 |
記 |
1.無断欠勤の理由 |
登山経験の豊富な友人と、日帰りの予定で富士山山麓にハイキングに出かけた際、下山途中で友人が持病の発作で倒れた。 |
(中略) |
幸いにも別の登山者に発見され病院に運ばれたが、2人とも身分を証明するものを持っていなかったため、自宅と会社への連絡は2人が意識を回復した12日になってからとなった。 |
2.現在の状況 |
現在2人とも病院で検査を受けているが、特に異常はない。浜田は週明けには勤務に復帰する予定。 |
以 上 |