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商標権侵害に対する抗議

ポイント

  • 商標権の登録番号を特定し、必要に応じて技術資料も添えて、自社側の権利を明らかにする。
  • 法的措置の可能性もちらつかせながら、相手の対応によっては円満な解決をはかる。
  • 弁護士に相談した上で「商標使用差し止め請求」として内容証明郵便にて送付するのが望ましい。

類似文書

商標権侵害に対する抗議(1)

商標権侵害に対する抗議(1)のテキスト

                              ○○年○○月○○日
株式会社○○○○○
○○○○○部
○○○○○様
                              株式会社○○○○○
                              ○○○○○部
                              ○○○○○

          貴社製品「○○」の商標について

拝啓 時下ますますご発展のことと存じます。

 さて、さっそくではございますが、本日は、貴社からこのたび新しく発売された「○○」という製品名につきましてお尋ねいたします。
 当社は、商標登録第○○号によりまして、「××」という商標を登録しており、製品のパッケージをはじめ、店舗看板や広告表現においてもこの商標を用いております。しかしながら、先日貴社から発売された「○○」は、商標の呼び方から意匠に至るまで、当社の「××」に酷似しております。このような事態は、当社の権利に抵触するばかりではなく、お得意様にも混乱を与えかねません。当社といたしましては、明らかな商標権侵害の行為として、貴社において「○○」の商標の使用を中止することを申し入れます。

 なお、本件に関しましては、○月○日までに、なんらかのご回答をお寄せくださいますようお願い申し上げます。万一、貴社からの意思表示がなく、商標の使用を継続なさるようであれば、不本意ながら所定の法的手続きに移行させていただきます。

 誠意あるご回答を賜りますことを祈念しております。
                              敬具

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商標権侵害に対する抗議(2)

商標権侵害に対する抗議(2)のテキスト

                              ○○年○○月○○日
株式会社○○○○○
○○○○○部
○○○○○様
                              株式会社○○○○○
                              ○○○○○部
                              ○○○○○
          貴社製品「○○」の商標について

拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、貴社におかれまして最近発売された空気清浄機に商標「○○○○○」を使用されていますが、商標「○○○○○」は弊社の登録商標(登録第×××××××号、指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分第××類・○○○○○○○○……)であり、弊社の許諾を得ずに貴社が使用されますと、商標権侵害となりますことはきわめて明白です。
したがいまして、本件商標の使用を即時停止していただきますようご通知申し上げます。
なお、貴社の本件商標に関し、次の事項を平成○○年○○月○○日までに弊社(特許部長)宛に書面によりご回答願います。

1.商標の使用開始時期
1.商品の販売数量および在庫量
1.カタログ、ラベル、広告・販促物など商標標示物の作成数量、在庫量および使用態様
1.商標の使用停止方法および処理完了時期

万一上記期限までに貴社の誠意あるご回答がいただけず、また使用停止のご処置がとられない場合には、まことに遺憾ながら直ちに法的措置を講ぜざるを得ないと考えておりますので、ご配慮のほどを重ねてお願い申し上げます。
まずは書中をもってご連絡申し上げます。
                              敬具

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