新事業の企画
新事業や新製品/サービスの企画書は、あるべき姿を描きその方向を示し、新たな価値を創造し会社に貢献する目的で伝える文書です。
ポイント
- 企画書は上司や決定権をもった経営陣にアピールして、新しい仕事の承認と予算を得る必要がある。目的と理由を明確に打ち出すことが大切。
- 主旨や展開方法などは、イメージしやすい表現にする。
- 予想される効果を具体的、客観的に示す。
新事業の企画
新事業の企画のテキスト
〇〇〇〇年〇〇月〇〇日 企画部長 企画第1課 〇〇〇〇 新事業の企画提案 1. 新事業企画提案の目的 我社の浄水化設備開発技術力は、日本国内の自治体から評価され業界でNO.1の地位を確保してきた。しかし、国内の浄水化設備の新設は飽和状態となり、業績は低迷している。 一方、海外に目を向けると東南アジア、アフリカ地域の飲料水の確保、水道事業の需要は高く、当社顧客A自治体から共同で水道事業の進出を打診してきた。これを受け、次に示すSWOT分析を踏まえ、新たに海外への事業展開を提案します。 2. 新事業企画内容 (1) 新事業のコンセプト 東南アジア、アフリカ地域の飲料水の衛生状況を改善し、安全な生活用水を提供する。 (2) 新事業の内容 従来の浄水化設備製造・保守事業に加え新しく水道の運用事業を行う。 ・A自治体推進の水道事業に対しその運用事業を行う (3) 推進体制 ・新事業部の設立 グローバル水資源開発事業部 事業部長 大山 一郎 3. 新事業の効果 (1) 定量的効果 ・初期投資額 10億円 ・2年後目標 売上:50億円/年 利益:1億/年 ・5年後目標 売上:100億円/年 利益:10億/年 (2) 定性的効果 ・企業ブランド力の向上 以上