部下の横領による進退伺い
進退届
始末書だけでは済まない重大な事故や過失を起こした場合に、責任をとる意昧で、自己の進退、身の処し方について会社に伺いをたてる文書。進退に関わることなので慎重かつ丁寧に作成する。
ポイント
- 宛先は事象の重大さのレベルにもよるが、少なくとも進退伺は雇用主宛てとする。
類似文書
部下の横領による進退伺い
部下の横領による進退伺いのテキスト
進退伺 平成〇〇年〇〇月〇〇日 〇〇〇〇銀行頭取 〇〇〇〇殿 若草台支店長 〇〇〇〇 このほど発覚いたしました当支店営業課長代理〇〇〇〇の預金横領事件は、ひとえに私の監督不行届きによるものでございます。 信用を旨とする金融機関にあるまじき不祥事を生起し、会社に多大の損害を与えたのみならず、マスコミの報道等により当行の社会的信用を著しく損なうとともに、日ごろご愛顧をいただいておりますお客様にもたいへんご迷惑をおかけすることとなりました。まことに申しわけなく、心より深くお詫び申し上げます。 このたびの不始末は、すべて私の指導、管理の不徹底によるものであり、管理責任者として職を辞して責任を負いたく存じます。 いかなるご処分にも謹んで服する覚悟でございますので、何ぶんのご決裁を賜りますようお願い申し上げます。