火災事故の見舞い
見舞状は、関係者が災害や事故にあった時や病気になったにお見舞いの言葉を伝える文書です。お見舞いに際し、相手を気づかい、心を込めて励ましや元気づけることを目的とした文書です。
ポイント
- 火災の原因や火災保険の有無、被害の状況などを詮索するのは慎み、「たいへんなことになりましたね」と同情を寄せるにとどめる
- 頭語は「急ぎ」を意味する「急啓、急白、冠省」などを使う
- 最初に被災を知った経緯を簡潔に記し、お見舞いを述べる
類似文書
火災事故の見舞い(1)
火災事故の見舞い(1)のテキスト
急啓 朝刊で昨夜の大火事を知って大変驚いております。 電話が通じませんでしたので、私共と取り引きのございます○○○○○工業の○○○○○様にお聞きしましたところ、貴家も全焼とのこと、謹んでお見舞い申し上げます。 幸い、御家族の皆様にはお怪我はないとの由、安堵いたしました。 小額ではございますが、なにかのお役に立てばと思い同封いたしました。 末筆ながら、お力落としなく、ご自愛専一のほどお祈り申し上げます。 草々 ○○年○○月○○日 ○○○○○株式会社 ○○ ○○
火災事故の見舞い(2)
火災事故の見舞い(2)のテキスト
急啓 本日、貴社○○○○○工場が火災で甚大な被害を受けた旨、聞き知りました。 平素から十分すぎるほど事故防止に力を注いでいらした貴社でございましたから、どんなにご心痛のことかとお察しいたします。貴社工場が一日も早く復旧なされますことを念じております。 皆様には、ご心労の毎日と存じますが、くれぐれも、ご自愛の程お祈りいたします。 まずは、取り急ぎ書中にてお見舞い申し上げます。 草々 ○○年○○月○○日 ○○○○○株式会社 代表取締役社長 ○○○○○ ○○○○○株式会社 代表取締役社長 ○○○○○様
火災事故の見舞い(3)
火災事故の見舞い(3)のテキスト
平成○○年○月○日 ○○○○株式会社 常務取締役○○○○様 株式会社○○○○ 総務部長○○○○ 火災のお見舞い 前略 先ほど、貴社尼崎倉庫で火災が発生し、現在懸命の消火活動が行われているとの報に接し、たいへん驚いております。 その後の状況はいかがでございましょうか。一同お案じ申し上げておりますとともに、このたびの厄災に衷心よりご同情申し上げます。 尼崎倉庫は関西圏における貴社の一大物流センターであり、ご心痛のほど察するにあまりあるものがございます。私どもでお役に立つことがあれば、できるかぎりお力添えをさせていただきたく、何なりとご遠慮なくお申しつけくださいますようお願い申し上げます。 なお、近隣に弊社の神戸倉庫あり、いくぶんスペースがございますので、ご利用いただければ幸いです。 お取り込み中に電話を差しあげてはかえってご迷惑ではと拝察し、急ぎFAXにてお見舞い申し上げます。 草々