安全度向上の提案
ポイント
- 提案の内容が具体的にわかるような件名にする。
- 提案が必要な理由を具体的な事例や数値を示して説明する。
- 会議でのたたき台になるような案をつけておくと、採用度が高くなる。
安全度向上の提案
安全度向上の提案のテキスト
安全度向上提案書 No.
工場長
副工場長
4
提出日:令和4年12月10日 提出者:竹田(製造ライン1)
件名 「ゾーニングによる工場内事故防止」の提案
現状 ・ 工場内での事故件数は過去5年間、毎年12~15件、負傷者数は同じく3~5人で推移してきた。
・ しかし・本年は第二四半期終了時点で、事故件数はすでに9件、負傷者数は4人に上っている。このままだと、件数・負傷者とも例年の50%増しになりかねない趨勢である。
・ これは前年度導入した第5製造レーンの位置が、生産の流れから見て少々不自然な位置にあることと関係があると思われる。は個人作業なので、隣のメンバーの動きや声が妨げになる。
改善内容 ・ 工場内での作業を事故の起こる可能性によって、危険、注意、1安全の3ラソクに分類する。その可能性の指定は過去の事故頻し度を参考にする。
・ 工場内のスペースを上記の分類に従って、3つのゾーンに分け、各作業をそれぞれに対応したゾーンに配置する。ただし、生産の流れが滞りそうな場合は、生産の流れを優先する。
・ 危険、注意、安全のランクによって、床または柱にカラーリングを施すとともに、危険ゾーンには注意を促すプレートをつける
効果 ・ 従業員が危険ゾーンに入る際は緊張感が増すので、事故の可能性が減る
・ 作業の流れがこれまでよりスムーズになる。
・ ・従業員の安全意識が向上する。
添付資料 ① 作業別安全度ランク分類(案)
② 上記資料に基づいた工場レイアウト改善法(案)
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