システム不具合の顛末書
顛末書は、自分が原因となったまたは巻き込まれたトラブルの事実関係を明らかにし、適切な対策を講じるために、起こった事実を正しく伝えることを目的とした文書です。
顛末書は経緯の説明、理由書は原因の説明に重点があるが、あまり違いはない。
ポイント
- 顛末書とは、事の始まりから終わりまでの詳しい事情やなりゆきを記す文書である。
- トラブルの実態や原因を究明することで、企業全体として再発を防止するために提出する。
- 事実説明のための文書であり懲罰を目的とした文書ではない。
- 事実を曲げたり隠したりすると新たなトラブルの元となる。したがって、事実を正直に書く。
システム不具合の顛末書
システム不具合の顛末書のテキスト
平成○年○月○日 システム部長 吉田幸次様 システム部管理課 山田太郎 顛末書 このたび発生いたしました社内ネットワークシステムの不具合について、以下のような事実が判明いたしましたので、ご報告いたします。 1.人員の増加にともなって社内サーバの負担が大きくなった 2.負荷がかかったサーバに対して一時的に社内でのアクセス時間が集中した 3.結果、一時的にサーバがビジー状態になって社内LANが停止した 現在はサーバの数を増やし、大きな負荷がかかっても耐えられるように、強化を進めています。今後はこのようなことがなきよう、サーバ管理には注意を払います。 以上