部下のミスによる始末書
始末書
自分のミスや失敗により何らかの不始末が生じた場合に、そのあやまちに対する反省や詫びの気持ちを書いた文書です。また始末書は私用便せんに手書きで書くのがきまりで、社用便箋を使用しないのが原則。
ポイント
- 過失をおかした原因を明確にし、再発防止策を記述する。
- 自己弁護をせず、謝罪の姿勢に徹するのが鉄則である。
部下のミスによる始末書
部下のミスによる始末書のテキスト
○○年○○月○○日 代表取締役社長殿 営業部長 ○○○○○ 始末書 平成○○年○○月○○日、私の監督不行き届きの結果として、当支社の営業担当である○○○○○が、自社サービスの登録者○○人の個人情報を印刷した書類を持ち出し、移動中の電車内にカバンごと忘れるという事態を引き起こしました。 幸い書類の入ったカバンは翌日に最寄りの警察署に届けられ情報の流出はありませんでしたが、書類の捜索等で会社や関係各位に多大なるご¬¬迷惑と損害を与えましたことを、心よりお詫び申し上げます。 当人○○○○○は、日頃の勤務態度などに問題はなく、仕事熱心で部内のメンバーからの信頼も厚い優秀な人材です。今回の一件について、本人は深く反省しており、今後このような軽率な行動をとることはないと誓っております。しかしながら、上司たる私の指導、監督に落ち度があったことは事実であり、深く反省いたしております。 今後の対応につきましては、情報システム部と話し合い、社内にて情報の持ち出しをチェックするソフトを導入することにいたしました。 二度とこのような事件をおこさぬように、一層身を引き締めて部下の指導にあたりますことをお誓い申し上げます。 以上