広告誤記の始末書
始末書
自分のミスや失敗により何らかの不始末が生じた場合に、そのあやまちに対する反省や詫びの気持ちを書いた文書です。また始末書は私用便せんに手書きで書くのがきまりで、社用便箋を使用しないのが原則。
ポイント
- 過失をおかした原因を明確にし、再発防止策を記述する。
- 自己弁護をせず、謝罪の姿勢に徹するのが鉄則である。
- 事故の経緯を説明し、反省していることを強調する。
類似文書
広告誤記の始末書(1)
広告誤記の始末書(1)のテキスト
○○年○○月○○日 代表取締役社長 ○○○○○様 ○○○○○部 ○○○○○ 始末書 ○○年○○月○○日付の雑誌「月刊○○○○○」(発行部数 全国5万部)において、当社商品「○○○○○」の広告に誤記が発覚しました。誤記の箇所は価格に関するもので、本来「29,800円」とすべきところを「39,800円」と記載してしまいました。 本広告を見て注文された○○名様には、直ちに価格の誤りをお伝えするとともにお詫びを申し上げ、ご了解頂いております。 本件の原因は、私の確認ミスであり、弁解の余地もございません。また、この対応のため、社員一同を混乱させたばかりか、会社の信用を大きく失墜させてしまいましたことに深く反省しております。 今後はこのようなことが二度と起こらぬよう広告の制作・確認マニュアルを再度見直し、 十二分に注意を払って業務に邁進いたしますことをお誓い申し上げます。何卒、今回の不始末につきましてはご容赦くださいますようお願い申し上げます。 以上
広告誤記の始末書(2)
広告誤記の始末書(2)のテキスト
平成○○年○○月○○日 販売促進本部長 販売ネットワーク関東地区 西東京営業所長 山田太郎 ○印 始末書 このたびは、新聞折り込みチラシ掲載の商品価格に関しまして、会社の信用を大きく損なう事態を招きました。 この不始末は、担当者の職務怠慢が直接の原因として生じたものですが、それに気づくことのできなかった私の不注意に強く責任を感じております。大変なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。 商品価格の誤印刷に気づかずクリアランスセールが始まり、お客様の指摘により価格違いが判明いたしました。格安価格の商品購入を目的に来店されたお客様から、多大なクレームがありました。お客様には、商品価格について記載ミスだったことをお話しして、納得していただきました。また、店内に価格表記間違いの掲示をいたしました。 結果として会社に対し、著しい損害を与える事態を招来いたしました。今後はこうしたミスを再び起こすことがないよう、二重チェックをする等、細心の注意を払う所存でございます。 二度と同じ不祥事を起こさぬよう最善の注意を払う誓約する証しとして、本書を提出いたします。このたびに限り、寛大なご措置を賜りますようお願い申し上げます。 以上