会社設立の挨拶
新たに会社を設立して、これからの取引をお願いする儀礼的な文書です。会社名、商号、会社の目的、所在地、代表者名、業務開始日は必ず記入します。
新会社設立に至るまでの経緯も簡単に記入します。設立にあたって、有力者からの支援があったようなときは、その旨を述べると効果があることがあります。
商号から、何の事業をする会社であるかがわからないときにはポイントだけ述べます。
ポイント
- 文末に、今後の支援と厚誼を願う挨拶を忘れずに添える
- 所在地、電話番号などを明記し、会社案内や地図を同封するとより丁寧である
- 設立・開業の2週間ほど前には届くように出すのがマナーである
- 祝賀パーティを行うときは、会場地図を添付します
- 挨拶状は縦書きが一般的です
- 事業の内容が多い時には、箇条書きにして別紙を添付します
類似文書
会社設立の挨拶(1)
会社設立の挨拶(1)のテキスト
謹啓 貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。 さて、かねてより弊社は業務中心の会社を興す準備をしておりましたが、このたび念願叶い、株式会社○○○○を設立する運びとなりました。 これを機に従業員一同、より一層業務に邁進させていただく所存でございます。まだまだ至らぬ点が多々ございますが、皆様のご支援を賜りたく何卒お願い申し上げます。 まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます。 敬白 ○○年○○月○○日 ○○○○○株式会社 代表取締役社長 ○○○○○ ○○○○○株式会社 代表取締役社長 ○○○○○様
会社設立の挨拶(2)
会社設立の挨拶(2)のテキスト
関係各位 会社設立のご挨拶 謹啓 時下いよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。 さて、このたび新しく「株式会社○○○○」を設立いたしました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物と心より感謝申し上げる次第でございます。今後は皆様のご期待に添えますよう、専心努力する所存でございます。 何とぞ格別のご指導、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 まずは略儀ながら書中にて、ご挨拶申し上げます。 謹白 記 1.新会社 株式会社○○○○ 2.所在地 〒564-○○○○ 大阪府吹田市二丁目3番4号 3.電 話 電話06-○○○○-○○○○ 以上 平成○年○月○日 株式会社○○○○ 代表取締役 ○○○○
会社設立の挨拶(3)
会社設立の挨拶(3)のテキスト
謹啓陽春の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、このたび、私ども有志によりまして、新たに会社を設立いたしました。 事業といたしましては、機械設計、電子回路設計、各種基板の開発などを主体に、最新の技術によって皆様のお手伝いをさせていただく所存でございます。 いまだ未熟な私どもではございますが、青雲の志を抱いて設立した会社でございます。これからは、全社員一丸となって、全力を尽くし、努力してまいりますので、 なにとぞ、これまで以上のご指導、ご支援を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。なお、新役員は左記の通りでございます。なにとぞ末永くお引き立てのほどをよろしくお願い申し上げます。 謹言 平成○年○月吉日 ○○株式会社 代表取締役 北野義孝 取締役 織田修 取締役 吉井博美 監査役 栗田誠 (所在地、電話番号など)