社史贈呈のお礼
礼状は受けた行為に対し心から感謝の気持ちを述べ、さらなる友好関係を築くための文書である
ポイント
- お礼の気持ちをタイミングよく伝える
- 何のお礼か明示し、具体的な事項を添えると、こちらの気持ちがよく伝わる
ポイント
- 構成としては、①創立○周年を祝う②社史の刊行を祝う③恵贈へのお礼④本の内容への賛辞⑤相手の会社のいっそうの発展を祈る結びの言葉となる。
- 社史の内容については、ひと言でも賛辞や感想を述べる。
社史贈呈のお礼
社史贈呈のお礼のテキスト
拝啓 時下ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜りまして、深謝申し上げます。 さて、このたびは、御社ご創業○十周年、ならびに記念事業としての『○○株式会社○十年史』のご発刊、まことにおめでとうございます。また、ご丁重にも、弊社にご恵贈賜りまして、心より御礼を申し上げます。 さっそく拝読させていただきましたが、御社がこれまで歩んでこられた多難な道と、創業者の先代社長のご苦労にあらためて接し、たいへん深い感銘を覚えました。激動の昭和・平成の時代を語る、貴重な歴史的資料とも申せましょう。弊社でも、貴書につきまして、広く社員へ案内したいと存じます。 ご発刊を心より祝し、あわせて貴社弥栄のご繁栄を、ご祈念申し上げます 敬具